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私のそばにいる

最善の健康「糖尿病という名の脅威」

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『糖尿病という名の脅威』
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こんにちは!!(^0^)/
毎週木曜日ランチはISNAのMOMOがお届けする『最善の健康』のお時間です♪

このメルマガでも特集しましたが、最近TVでも盛んに取り上げられている「ペットボトル症候群」。糖尿病は今、日本人にとって最大の脅威となりつつあります。厚生労働省の国民健康・栄養調査によれば、予備軍含めてこの国の糖尿病数は2,210万人以上。まもなく2,500万人に到達しようという勢いです。

4人揃えば1人は糖尿病の疑いアリということです(もっともガンは男性であれば2人揃えばどちらかという確率ですが)。

日本人誰しもにとって糖尿病は我関せずではいられない国民病となりました。そして、これらの数値は私たちに学びと実践なしに健康は手に入らないのだということを強く示してくれています。

糖尿病は脚気同様、最初は軽い症状から始まって行きます。

「トイレが近い」「疲れやすい」「喉が渇く」「食べてもお腹いっぱいにならない」といった症状から始まります。多くの場合、一般人が患うのは2型の糖尿病ですが、これは血糖値を抑制するインスリンホルモンが分泌低下してしまうことで、その働きをを果たせなくなることから発症します。

私たちが糖尿病を恐れるのは、なんといっても多様な合併症です。

インスリンの機能が低下すると、筋肉や脂肪組織にブドウ糖が取り込まれなくなってきます。車でいうとガソリンも車もスタンバイしているのだけれど、肝心な給油機が故障しているような状態です。こうなると、各組織に取り込まれない血糖が血液に溜まり、血糖値が高くなってしまいます。

ここで恐ろしいのは「糖化」が起こり始めることです。高血糖状態が続くと、血管や肌を構築しているコラーゲンとブドウ糖が結合を始めていきます。全身の血管でこれが起こるわけですから大変なことで、とくに毛細血管が糖化を起こすと容態は深刻化します。

その部位が目の網膜であれば失明に至り(糖尿病は世界失明原因第二位、日本中途失明原因第一位であることをお忘れなく)。腎臓で起これば腎機能障害となり、人口透析まで進行してしまいます。同時に腎機能を失うことで、亜鉛やビタミンDなどの栄養代謝にも障害が生じ、味覚障害や骨密度の低下も起こって行きます。

糖化が起こるのはコラーゲンだけでなく、神経にも起こります。その結果、神経障害になると皮膚の感覚や温度感覚が機能しなくなり、火傷を負っても怪我をしても本人が気づかないという事態が起こります。

さらに、肝臓では善玉コレステロールが分解されていき、悪玉コレステロールが増加してしまうことから高脂血症を発症し、動脈硬化から虚血性心疾患や脳卒中を引き起こします。最も憂うべきはアルツハイマーやパーキンソン病といった脳障害も糖尿病の合併症に名を連ねているところでしょう。

そして、予防・検診研究センター予防研究部予防疫学研究室の井上真奈美氏らの研究により、糖尿病歴がある男性はそうでない男性に比べてガンを発症する可能性が27%と有意に高く、肝臓がんにいたっては2.24倍以上高いという研究結果がArchives of Internal Medicine誌に発表され、長い間指摘されてきた糖尿病とガンの発症率もついに認められた形となりました。

今日、糖尿病は病の温床だといわれています。

そして、一昔前と違い、高齢者ではなく、働き盛りの30代や40代が糖尿病患者となり、若年化していることが日本にとっての最大の脅威といえるのではないでしょうか。糖尿病は初期症状が自覚されにくいことから、大部分の人は気づかずに定期検診で指摘されます。「始まりは軽い」のです。

ただし、インスリンホルモンも一朝一夕で枯れ果てたりはしません。四十代を過ぎてから糖尿病を発症する多くの人は、20代や30代でやがてインスリンを使い果たしてしまうような食生活やライフスタイルを送っていたということです。

糖尿病は遺伝の力が大きい病でもあるため、両親や親族に糖尿病がいる場合、そうでない人よりもリスクは高まってしまいます。現在、糖尿病でない方にも若い方にもお伝えしたいのは糖尿病に過信は禁物だということです。なぜなら、私たちは日本人だというだけですでに糖尿病のリスクが高いからです。

そのことを子どもたちにもよくよく伝えていく必要があります。

ですが、もはや糖尿病は金持ちの贅沢病ではありません。桁違いの予算を計上し、原因解明に挑んで米国を始め、先進国では糖尿病は「食の教養」によって予防できる病の一つです。あなたの夢が、大切な家族や仕事が、そして人生が糖尿病に冒されることは何としても防がなくてはいけません。

失う物の大きさに比べれば、毎日の食事を管理することくらいなんて事ない労力です。

かのアンソニー・ロビンズやマーク・ビクター・ハンセンらに多大な影響を与え、米国で最も有名な成功哲学者の一人であるジム・ローン氏はインタビューの中で、幼い頃から母親が栄養学の知識を身につけさせてくれたことへの感謝を述べ「栄養状態は寿命や学力、成績や意思決定に影響を及ぼす」と言っています。同時に大切なことは「毎日の小さな規律を守ること」だとも。

視力や手足、皮膚の感覚を失うことに比べればハーバード大学の研究チームの推奨に従い、毎日のご飯を白米から雑穀米や玄米、五穀米に切り替えることなど造作もないことです。ビールを焼酎に変えるのも、甘いお菓子をヘルシーなお菓子に変えるのも同様です。

私たちが今この瞬間口に入れるものは、未来の可能性を奪うものではなく、未来を豊かにするものでなくてはいけません。口に放り込むものが病にとっての「原因」となるか、最善の健康にとっての「原因」となるかは全てあなた次第です。

血糖値を健やかに保つためには白いものではなく茶色いものを食べ、お酒の種類と量に注意し、甘い物はほどほどに楽しみ、決して亜鉛やクロム、マグネシウムやセレン、ビタミンB群などの栄養素をマイナスにしないことです。日本人が不足させやすい栄養素ですから、賢くサプリメントを活用しましょう。そして、食べたら食後10分ほど歩いたり家事をしたり、動くことを心がけるとよいでしょう。

これだけでも随分と違ってきます。ペットボトル症候群に缶コーヒー症候群、妊娠糖尿病風險評估に糖尿病。いずれも賢く食べて、きっちり予防しましょう!
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